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戸建てのセキュリティー防犯対策と費用

公開日: : 最終更新日:2017/08/14 玄関

新築の戸建てのプランを考えたり、リフォームをしたいとき気になるのが防犯対策です。月々の費用がかかるセコムやアルソックなどの対策から、新築のときに防犯対策を考えた工夫などを紹介したいと思います。

防犯対策を考えるときは、各都道府県の住宅防犯協議会などが発表している住宅を狙った盗難被害のデータ、つまり実際の被害から対策を練ることが重要です。

空き巣被害

自宅に入られ金品を盗まれる、いわゆる侵入盗で一番多いのが空き巣です。空き巣とは留守中の住宅に侵入され金品を盗む手口です。この空き巣の手口が侵入盗の約68%を締めています。(※2016年警察庁犯罪統計による)

この空き巣の侵入手段ですが、ガラス破りが59%、無施錠が20%、ドア錠破りが11%となっていて、きちんと施錠していても泥棒の侵入は防げないのが現状です。また、夕方から夜にかけての時間帯は、電気が点いていないと留守で気づかれるため、ガラスなどの破壊に音が出る侵入手段を取られてしまいます。



空き巣の侵入手口NO.1の「ガラス破り」とは

こじ破り・三角割り

ガラス破りの手口には、大きく分けてガラスを割る方法が3種類あります。まずひとつ目は、「こじ破り」や「三角割り」と言われる方法で、掃き出し窓などの鍵の部分のみをドライバー1本で割り鍵を開けてしまいます。その割られたガラスの形が三角計なことから「三角割り」と呼ばれています。

打ち破り

打ち破りとは単純で、バールやハンマーなどで叩き割る方法です。もちろんガラスが割れる時に音が出ますがお構いなしな強引な手口です。

焼き破り

焼き破りとは件数はまだ少ないですが、最近ニュースでも話題になる方法です。ガラスは急激な熱の変化に弱い物質です。ガラスのコップに熱湯を入れて割ってしまった方も見えると思います。焼き破りの原理はこれと同じです。ガラスが割れるまでは時間がかかりますが、割れる音は比較的小さいです。

空き巣の防犯対策

空き巣の特徴は、「留守の家にガラスを破壊し侵入する」です。そこで有効な防犯対策をご紹介します。紹介した手口はすべて当たり前ですがガラスを割って解錠する方法です。つまりガラスを割れにくくすれば空き巣被害を防止する確率が上がります。現在は防犯ガラスという商品が売られています。防犯ガラスは衝撃があった際無数にヒビが入りますが貫通しにくいように膜がはってあり、防犯ガラスフィルムのように張り替えること無く性能を維持できます。防犯ガラスというと、網入りガラスや強化ガラスを思い浮かべる方もみえますが、これらには防犯効果はありませんのでご注意ください。

防犯ガラスの性能は数値化されています。通常のガラスで先程紹介したこじ破り・打ち破りでの侵入時間を1としたとき、中間の膜を2.3ミリ入れたものではこじ破りで10倍以上、打ち破りでは83倍と侵入時間を長くすることができます。泥棒も防犯ガラスとわかった時点で、侵入を諦める可能性があります。また、値段は上がりますが更に強化するために、ポリカーボネートをはさみ強化したものや、焼き破り対策で耐火したガラスも販売されています。

空き巣の次に多いのが忍び込み・居空き

忍び込み、居空きとは

空き巣は無人の家に忍び込む方法ですが、忍び込み、居空きとは家の中に住人がいるにも関わらず侵入する手口です。ある意味空き巣よりももっと恐ろしい犯行です。忍び込みとは、夜間就寝中に侵入して金品を盗む手口で、居空きは昼夜問わず侵入する恐ろしい手口です。この忍込みや居空きは事件総数の4分の1を超える被害があります。子供だけが家にいるときや、奥さんだけが家にいるときなど泥棒と鉢合わせし更に大きな事件になるニュースもありますので、注意が必要です。

忍び込み、居空きの防犯対策

忍び込みや居空きは住人が在宅のときの犯行のため、ガラス破りなどの大胆な犯行より窓や玄関が無施錠だったときに侵入されるケースが50%を超えています。夏の暑い日に窓を開ていたり鍵のかけ忘れがお宅を狙われる標的になってしまいます。※ガラス破りも27%発生しています。

  • 「ゴミ捨ての短い時間だから大丈夫」
  • 「暑いからしょうがない」
  • 「2階だから大丈夫」
  • 「格子があるから大丈夫」

深夜などに庭からの侵入を防ぐには、音の出る砂利をひくことや、施錠をきちんとすること、狙われないための防犯意識が空き巣被害、忍び込み、居抜きの対策には重要です。

防犯対策の4原則

防犯対策には効果的な項目があります。それは

時間・・・侵入までに時間のかかる設備

先程紹介した防犯ガラスのように簡単に解錠させない仕組みが重要です。

光・・・家の周辺を明るく

夕方に無人と悟られない仕組みや、深夜でもセンサーで明かりが点く仕組みが重要です。

音・・・警報機や防犯砂利で周囲に侵入を知らせる

深夜の忍び込みを防ぐ防犯砂利だったり、窓の開閉や振動で発報する警報機など音が出る仕組みが重要です。

地域の目・・・住民同士の連携や不審者への声がけ

自宅周辺が高い壁で囲われていたり、木が覆い茂っていると簡単に敷地内に忍び込まれ、近所の人の目に付かない状態になってしまいます。セキュリティーが万全ではない場合、高さのある塀などは逆に犯行し易い環境になってしまいます。

警察庁や国交省、経産省が建物部品を製造する民間団体と検討し、「侵入までに5分以上時間を要する」など、ある程度の防犯性能があると評価した建物部品をCP建物部品として公表しています。設備を選ぶ際にひとつの目安としてください。

防犯対策

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