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毎日顔が見たくなる素敵な造作洗面台

公開日: : 最終更新日:2019/09/24 洗面所 ,

 

気分良くおしゃれなコスメ用品や統一された海外製容器などに囲まれて、自分の顔を見るのが楽しい!と思える洗面台は、きっと最高の朝を迎えられるはず。内装と統一された洗面台は、インテリアの大切な一部です。そんな洗面台を設けたいとお考えなら、造作洗面台がおすすめです。ここでは、造作洗面台を設けるメリットをご紹介します。

 

世界でただ一つのデザイン

 

住宅設計を依頼する際、水回りの設備はメーカー品のシステム化されたものを選びがちです。例えば、洗面台の場合なら、水道の流量や排水量、洗面台の強度、汚れに対する強さ、扱いやすい照明の位置など、これまでのノウハウが詰まっており、機能面がしっかりしており、かつシンプルなデザインなので、どのような住宅でも汎用的に設置できるメリットがあります。

但し、空間デザインによるトータルコンセプトを考えた時、洗面台だけではなく、洗面台に向かう導線上でデザイン性が高い洗面台にすることが大切です。また、洗面台近くには洗濯機やランドリーケース、お風呂場など周辺設備との親和性が重要になります。この点において、メーカー品の洗面台はイメージしている空間デザインに合わないことがしばしばあります。

そこで、普段のライフスタイルにあった洗面台より、毎日が楽しくなる動作洗面台の方が好まれます。メーカー品とは異なり、今までのライフスタイルで困っていた点を洗面台のデザイン・機能・設備に反映させ、かつおしゃれな内装に見合った素材・色使い・装飾を施すことができます。まさに、あなただけの「世界に一つしかないデザイン」の洗面台が出来ます。

 

スタイルに合わせた造作洗面台

ここでは、メーカー品にはない設備や装飾を施したデザインの洗面台をスタイル別にご紹介します。

 

シンプルデザインに隠れた機能性

 

白をベースカラーしたシンプルなデザインのインテリアの場合、洗面台も明るめの色使いで設計するのが基本となります。特に、明るさを強調したい場合は、全面鏡張りの収納棚を利用すると、光の反射で空間全体が明るい印象に仕上がります。

逆に、壁面は白で纏めるよりも、グレーやベージュなどタイルを洗面台前に配置することで、光のコントラストを生むことが出来ます。そして、機能面で見ると水が飛び散りやすい洗面台前の材質をタイルにすることで、耐水性と汚れに対する強さから、お手入れがとてもラクになります。

尚、ライフスタイルの変化と共に、お子さんが大きくなった時に備えて、洗面台を2つ用意しておくと、朝忙しい時に洗面台を取り合うことが無くなり、心に余裕ができ、親子での会話も自然と弾みます(以下、施工例)。

造作洗面台

最低限の設備なのにラグジュアリーな洗面台

余計なものは要らない…まるで高級ホテルに備え付けられた洗面台のように、光とダークブランの収納棚、そしてカラス窓を利用してラグジュアリー空間を演出する洗面台の例です。ポイントは、洗面台の幅を広くし、全面をガラス張りにしていること。暗くなりがちな空間の広さに対し、ガラス窓からの光の入り込みと、上部からの間接照明により、どこか柔らかい光で全体を明るくしてくれます。

特徴的なのは、洗面台の左側にあるガラス材の装飾壁です。この部分をパネルボードや収納棚にしてしまうと、圧迫感が出てしまうのですが、半透明なガラスを利用することで、視覚的な奥行の広さを感じさせることができ、かつ高級感を醸し出すことができます。こんな素敵な洗面台で、お休みの日の朝、ゆっくりと顔のお手入れをしてみたくなりますね(以下、施工例)。

造作洗面台

まとめ

いかがだったでしょうか。造作洗面台は、何だか難しい…と思われるかもしれませんが、一から考えるよりもインテリア雑誌や新築住宅を見学し、自分がイメージしている空間デザインに近い洗面台を探してみましょう。そうした雑誌や撮影写真に、自分なら「もっとこういうイメージやスタイルにしたい」と具体的に要件纏めてみて下さい。

尚、その時に考えると良いのは、イメージが膨れ上がりすぎないように「引き算」でデザインを考えてみましょう。そうすることで、過剰な要素を取り除き、本当にシンプルであなたの期待に応えてくれる洗面台ができあがります。

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