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キッチン造作カウンターの作り方

公開日: : 最終更新日:2019/10/21 キッチン, 収納

料理中にリビングを見ながら作業できる対面キッチン・オープン対面キッチンが人気です。ダイニングとキッチンに仕切り感をなるべくつけないようにする方法として、センターキッチンにする方法と、キッチンの手元が見えないように造作カウンターにする方法があります。今回は手元が見えないようにするためのキッチン造作カウンターに焦点を当てて、設計・造作のポイントをご紹介します。

キッチン造作カウンターを選ぶメリット

キッチン選びのためにメーカーのショールームに行くと、大半はカウンターがないセンターキッチンタイプが並んでいます。実は、メーカーではキッチンとは別にカウンターを制作しておらず、個別に造作するものと考えられているためです。そのため、カウンターを設けるとなると個別に造作するのが自然な流れです。

造作するメリットは、設計段階でカウンターの高さや幅や、使用する材質、ニッチを付けたい位置 、BARカウンターの様にしたいなど、イメージに合わせて要求事項を洗い出し、それらを元に設計してくれる点です。設計が終わり、実際に施工業者が現場で作業していく過程で、徐々に細かい点での修正や要求が出てきますので、それらに対して柔軟に作成してくれるので、自分が思い描いていたカウンターが完成します。

 対面キッチンについても記事を書きました。

「対面キッチン コンロ前は壁かオープンか」

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造作のポイント

幅をどうするか?

まずはカウンターの使用目的を考えましょう。手元が見えないように、目隠しとして造作カウンターを選ぶことが第一目的ですが、せっかく作るのであれば機能性を高める仕様にしましょう。具体的には幅を広くすることで、配膳の際にお皿を多めに置くことができるようになります。また、造作カウンターの下の食洗機を設置できるようになりますし、食洗器を使わないほどの食器やコップなら、カウンターに立て掛けるオシャレなスタンドを置くと、カウンターの雰囲気がオシャレになります。色々と機能面を追求すると、カウンターの幅がどんどん広くなってしまい圧迫感が出てきます。そこで幅の目安は、最低20cm程にしておきましょう

高さをどうするか?

高さは、主に使用する女性の腰への負担が一番少ないように設計することが大切です。通常キッチンの高さは85cmですが、造作カウンターの場合は設計時に高さを検討します。目安としては80cmや90cmの間になります。そこに加えてカウンター部分の高さがプラスされます。

もしお子さんがいる家庭では、食事後の食器の片付けをお手伝いしてくれることもあるでしょう。その際、お子さんがお手伝いできる高さを考慮するか?考慮しないか?は、お子さんの年齢や身長を踏まえて検討しましょう。

カウンターにニッチを設置するか?

造作カウンターの片側(壁側)は垂直になっていますので、その部分を活用するか?活用しないか?も考慮すると良い点です。具体的には、カウンターで作業をするために必要なものを、すぐに取り出して使うことができるニッチ(飾り棚)を設置することです。

ニッチに置くと良いものとして、塩・胡椒などやや小さめの調味料がオススメです。良く、食事時に塩・胡椒を取って欲しいという時にキッチンまで行かずに、カウンターのニッチ部分から手に取れるため便利です。尚、水物(醤油や雄、或いは洗剤)などはニッチからカウンターに倒れると大変なため、これらを置くならニッチの一番下に置くようにしましょう。

コンセントやスイッチ類を配置するか?

造作カウンターを設けるならぜひオススメしたいのが、コンセントやスイッチ類を配置しておくことです。カウンター越しに、トースターや電気ケトルを使うためにコンセントを利用したり、給湯器のセンターコントローラーを配置しておくと、そこで様々なスイッチ操作ができます。

尚、設置後に気を付けたいのは感電です。カウンターで水仕事をした手で、そのままコンセント周辺を触って感電したり、給湯器のセンターコントローラーを触ることで故障に繋がる恐れがあります。そのため、必ず手を拭いてから利用するようにしましょう。

造作カウンターの施工例

ここでは、一般的な造作カウンターの施工例をご紹介します。造作のポイントでご紹介したように、十分な幅がありますので、ここでは季節のフルーツを置いておき、いつでも食べれるようにしてあります。また、そのようにすることでカウンターを彩る効果が生まれます。

カウンターを造作するため、この施工例ではカウンターにニッチを設けています。インテリア雑貨を飾るのも良いですし、ミニプランターのハーブ類を置いても良いでしょう。ポイントとして、間接照明をニッチ部分と、カウンター上部に設置している点です。同じような色合いを用いることで、インテリアとしてしての纏まり光で作っています。また、この部分にモザイクタイルを貼ると、部屋全体のイメージを変えることができますので、年数が経つに連れてカウンター周辺をDIYで変えていくと、飽きが来ない造作カウンターになります。

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まとめ

いかがだったでしょうか?造作カウンターは女性にとってこだわりたい部分ではないでしょうか。デザイン性があり、かつ機能的なカウンターは、食事やお菓子作りの気分をグッと上げてくれるので、ぜひ検討してみて下さい。

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