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フローリングの種類と選び方

公開日: : 最終更新日:2019/11/18 キッチン, リビング, 浴室

住宅の床材として一般的に用いられているフローリング。フローリングといっても、様々な種類の木材、表面、機能などがあります。フローリングに用いられている材質を知ることは、お部屋全体のイメージを重要な知識とも言えます。そこで、ここではフローリングの種類と特徴についてご紹介します。

フローリングの種類

フローリングにはベニヤ板やMDF(木材を繊維状にほぐし、接着剤などを配合してボードに成型した「繊維板」の一種です。品質特性に優れています)を基材に複数の板を重ね合わせた複合(合板)フローリングと、無垢の木材から取り出された単層の無垢フローリングがあります。

複合フローリングの特徴

合板などの基材表面に化粧材を張り合わせたものです。用いる化粧材によって、色の変化など経年変化が少なく、経済性・遮音性・防臭効果などのオプションが豊富です。そのため、お部屋の用途に合わせて選ぶことが一般的です。

化粧シートタイプ

化粧シートタイプは、樹脂やオレフィンや紙などのシートに、化粧シートを印刷したものです。化粧シートは木目や石目など様々な柄があり、仕上がりや品質が一定のために使いやすいと人気があります。

突板タイプ

突板タイプは、天然木の単板を薄く削ったもので、これを天然木に貼り付けます。削って貼り付ける単板の厚みよっては、表面の木目がハッキリして素材感を感じることが出来ます。

挽き板タイプ

突板タイプよりも厚みがあるより板と天然木を張り合わせたもので、見た目には無垢材のような質感が感じられます。また、板に厚みがあることから、反りやゆがみが殆どないので耐久性に優れています。

無垢フローリングの特徴

切り出した天然木の一枚板を加工したもので、年数が経つごとに色合いが変化し、肌触り・湿度の調整・高級感があるのが特徴です。木材の種類によって、湿度調整や断熱性が異なってきますので、住環境に応じて天然木の特徴を調べておきましょう。

また、木材の硬さも材質によって変わってきます。硬いものから柔らかめのものまであり、実際に歩いてみることで木材が軽く撓むような感覚を受けることがあります。加えて、天然木は湿度変化によって、膨張と収縮を繰り返すため、板が反ってしまう可能性があります。尚、この点については、耐久性や特殊処理を施した木材があるので、一枚板の風合いを楽しみたい方にはオススメです。

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フローリング選びのポイント

フローリングの種類と特徴について、ここまでご紹介してきましたが、実際に施工する際はお部屋の用途に合わせて、フローリングを選ぶ必要があります。ここでは3つのポイントをご紹介します。

リビング

リビングの場合は、複合フローリング、無垢のフローリングどちらを用いて問題ありません。床暖房を設置したい場合は、それらに対応したフローリングがありますので、安心して選んで頂けます。

キッチンやトイレ

キッチンに用いるフローリングは、フローリング表面が汚れに強く、ふき取りやすいものがオススメです。また、板目があるお手入れが面倒という方は、継ぎ目や板目が無い化粧シートを用いたフローリングが良いでしょう。トイレも基本的には同じですが、トイレ用の強い薬品に強い特殊加工された化粧シートのフローリングがオススメです。

子供部屋

特に、お子さんが小さく、かつマンションに住んでいる方にとって、防音対策は重要な課題です。どうしても、お子さんが走り回る足音が気になる方が少なからずいるため、高い防音性能を持つマンション用のフローリングを選ぶと良いでしょう。

また、お子さんが遊んでいる時に、滑って転倒することが良くあります。こうした状況を少しでも回避するため、滑り止め加工が施されたフローリングもありますので、お子さんの年齢に合わせて選んでみるのも一つの方法です。

まとめ

いかがだったでしょうか?フローリングと言っても、木材の種類や表面によってお部屋の雰囲気が左右されるだけでなく、機能面から見てどの部屋にどんなフローリングが適しているか、その基礎知識をお分かり頂けたのではないでしょうか。ぜひ、実際に選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

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