おしゃれな空間を演出してくれる「フルハイトドア」
注文住宅やリフォームで室内ドアの色や採光部のデザインは気にされると思いますが、その際にドアの高さも気にしてみましょう。一般的な室内ドアの上部には壁がありますが、「フルハイトドア」と呼ばれるものは、天井まで届くドアのことです。これにより、室内ドアとお部屋の入口に連続性を持たせ、天井の広がりや解放感がある空間を持たせることが出来ます。メーカーのカタログではさり気なく使用されているのは天井まで高さのあるドア、その名もフルハイトドアが多いです。ここでは、フルハイトドアの魅力についてご紹介します。
https://www.fullheight-door.com/magazine/362/
フルハイトドアの魅力
前述の通り、フルハイトドアは天井まで高さがあることで、室内の広がりや明るさ、そして解放感をお部屋に与えてくれます。さらに、フルハイトドアの種類によっては、扉を壁の一部にするようなものや、ドア全面がガラスで覆われたものなど、様々なデザインがあります。思い描くインテリアに合ったフルハイトドアは、空間デザインの重要なポイントと言えます。
そこで、フルハイトドアを提供しているメーカーさんの特長を纏めてみると、次のような内容に集約されます。メーカー固有の特長がありますので、ここでは一つの参考情報とお考え下さい。
- 枠が見えないように納まる作り
- 金具が目立たないフルハイトヒンジ
- 引き戸は開く時も閉まる時も両方に働く
- ドア自体の圧倒的な反りにくさ
- ドアに厚みを持たせ、高級感を演出
- お部屋に合わせた様々なデザイン
フルハイトドアの高さ
デザイナーズマンションやハウスとは異なり、特に指定がない場合、設計士さんは日本で標準的なドアの高さを2.1mにする場合が多いです。そのため、フルハイトドアを指定する場合は、天井までの高さ2.4m~2.6mなど高さまであると十分です。
フルハイトドアが高くなる分、長年の使用で反る可能性があったり、従来の室内ドアよりも重くなる場合があります。特に、小さいお子様がいらっしゃる場合は、フルハイトドアの中でもなるべく軽いドアを選ぶと良いでしょう。
おしゃれな空間を演出するフルハイトドア
それでは、ここまでご紹介してきたフルハイトドアの魅力や特長を活かした、おしゃれな空間創りの例を見てみましょう。
奥行ある大空間を満喫!
こちらは「神谷コーポレーション」様の施工例になります。壁とドアを白で統一しており、空間の連続性が織りなす大空間を満喫できる設置例です。こんなフルハイトドアなら、誰が来てもおしゃれだと思ってしまいますね。
https://www.fullheight-door.com/about_fhd/
フルハイトドアは和風モダンにもピッタリ!
こちらは「リブ様」の施工例になります。木の素材を活かしつつ、太陽の自然光を取り入れることで、ナチュラルな明かりにこだわりがある和室になっています。フルハイトドアを用いたことで、余計な隙間やラインが見えないため、空間に余計なものがない、静かな作り・表情を演出しています。
https://liv-r.co.jp/case/case-2481/
大人が集まるカフェのようなキッチンに!
こちらは「雅の家」様の施工例です。モダンでシンプル、かつ木目とシックな黒を取り入れたキッチン&ダイニングに、フルハイトドアを設けることで、床板の直線とドアの直線の掛け合わせにより、シャープな空間を演出。ドアの色もあえてイスと同じにするなど、フルハイトドアのデザインの幅広さを感じさせてくれます。
https://www.miyabi-ie.jp/blog/2171
まとめ
いかがだったでしょうか?フルハイトドアを用いることで、お部屋の雰囲気が大変身してしまうんです。室内ドア一つとっても、ちょっとしたこだわりを持ってみると、想像以上の空間創りを楽しむことが出来ます。フルハイトドアをお考え方は、自分の想い描くインテリアデザインと、どの部屋にドアを設けるとステキか?考えてみて下さいね。
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