*

ウォールドアで自由自在な空間創り

公開日: : 最終更新日:2019/09/26 リビング ,

住宅を設計する際、今のライフスタイルで間取りや生活の導線を考えるより、これから10年・20年後を見据えた間取りや、お部屋の役割を考えることが重要です。一度住宅が出来てから、ライフスタイルが変わってしまうことで、間取りを一部リフォームするとなると、住宅自体の強度や耐震性を再度計算する必要が出てきます。

そこでおすすめなのが、将来的なライフスタイルの変化に柔軟に対応できる「ウォールドア」を使って、間取りを自由に変える方法です。ここでは、ライフスタイルの変化に合わせたウォールドアの活用方法と空間創りをご紹介します。

想定しておきたいライフスタイルの変化

間取りを決める上で大切になるのは、家族構成と普段のライフスタイルです。リビング、ダイニング、キッチン、寝室、子供部屋など、基本的には「人」を中心に部屋の役割や広さが決まります。現在住んでいる場所でも十分ということもあれば、この先大きな変化があることも。例えば、どのようなライフスタイルの変化があるでしょうか?

  • 子供の成長:小学校に行き始めるタイミングで部屋が必要になる。
  • 子供が増える:兄弟が増えることで、子供部屋が必要になる。
  • 両親との同居:自分の両親を面倒見るために、部屋が必要になる。
  • ペットとの同居:複数の猫や犬などを飼い始めた時、遊び場・トイレ・寝床が必要になる。

上記の他に、一時的に来客用の部屋を作りたい、模様替えをしたい、子供が大きくなって巣立ったので子供部屋を無くしたいなど、様々な変化や理由でお部屋の要否が決まります。

11-1

ウォールドアのデメリット

ウォールドアは自由に間取りを変更することができるというメリットがありますが、デメリットもあります。具体的にはどのようなものでしょうか。

  • 防音性能が劣るため、音漏れが大きくなり、話し声や音楽の音が漏れやすい。
  • 床と完全に固定されている訳ではないため、地震などでは揺れやすい。
  • 密閉度が落ちるため、保温性は低く、部屋を暖めても熱が逃げやすい。
  • 未使用時はウォールドアを収納しておくスペースが必要となる。

ウォールドアを使ってお部屋を作る時は、ある程度の割り切りが必要になります。100%完全なお部を求めるよりも、ある程度一時的なものとして工夫しながら利用しましょう。

ウォールドアの設置に適した場所

ウォールドアを設置すれば、色々な部屋を自由に間取り変更しつつ利用することができます。例えば、和室とリビングをウォールドアで繋ぐという方法もあり、この方法なら和室の畳で横になりながら、リビングに居る家族とコミュニケーションをとることができます。

日中はちょっとしたごろ寝空間として和室を利用し、夜間はウォールドアで空間を仕切って和室を寝室として利用するのもおすすめです。その他の使い方としては、キッチンとダイニングをウォールドアで繋ぎ、来客時にはキッチン部分を隠すといった使い方も良いですし、調理中の煙や臭いがダイニングに流れるのを予防する用途にもおすすめです。

ウォールドアは音漏れしやすいため、プライバシーを完璧に守るには向いていませんが、空間を自由に仕切ることでフレキシブルな使い方ができます。玄関やリビング、キッチンなどの空間にウォールドアを設置して、開放感とプライバシーを両立させる間取りへとマンションをリフォームしてみましょう。

こんな記事も読まれています

関連記事

造作カウンター本

お部屋がオシャレになるニッチの作り方

ニッチ(飾り棚)は、ちょっとした空間に取り付けられ、そこにお気に入りの小物やオブジェを飾ったりするな

記事を読む

リビング幅木

幅木(巾木・はばぎ)でオシャレなお部屋に

普段あまり気にしないお部屋の部材…それは「幅木」です。巾木(はばぎ)とも記載されますが、この部材は壁

記事を読む

2戸1住宅

2戸1住宅マンションリフォーム

面積の狭い部屋同士をくっつけて1つの部屋にしてしまえば、狭いマンションでもゆったりと暮らすことができ

記事を読む

ベットルームのアクセントクロス

アクセントクロスでお部屋をオシャレに変えよう

なるべく費用を掛けずにおしゃれな家づくりをしたい方にオススメなのが、壁紙を1面のみを違うカラーにする

記事を読む

outdoorliving2

まるでお部屋?! アウトドアリビングの魅力

憧れのアウトドアリビング 家の中からクッションを持ち出し、好きなスイーツと本を片手に、開放感あるプ

記事を読む

afi_slb05

フローリングの種類と選び方

住宅の床材として一般的に用いられているフローリング。フローリングといっても、様々な種類の木材、表面、

記事を読む

サンルーム2

増築前に知っておくべき建築確認

ライフスタイルや家族構成の変化に伴い、住環境も変化していきます。現在住んでいる住宅について「リビング

記事を読む

シースルー階段

おしゃれな階段(スケルトン階段・螺旋階段・かね折れ階段)

2階建て住宅に必須な階段ですが、今では様々な種類があり、インテリアデザインやライフスタイルに合わせて

記事を読む

リビング室内ドア

おしゃれ度アップ!室内ドアの選び方

室内インテリアを考える際、どんな空間にしたいか?身を置きたいか?という視点で、床・壁・家具を考えてい

記事を読む

エタノール暖炉

おしゃれで環境に優しいバイオエタノール暖炉とは

人気が高いインテリアデザインの内、アンティークやクラシック、ログハウスを中心としたアウトドア系のイン

記事を読む

広告

床暖房
床暖房のメリット・デメリット

寒い季節に是非欲しい!と思う住宅設備と言えば、何と言っても床暖房ではな

バーチカルブラインド
バーチカルブラインドのメリットデメリット

おしゃれで高級感あふれるお部屋にするアイテムの1つが、バーチカルブライ

KAMIYA E-STYLE EG-2
おしゃれな空間を演出してくれる「フルハイトドア」

注文住宅やリフォームで室内ドアの色や採光部のデザインは気にされると思い

スペーシアガラス
リフォームでお勧め!真空ガラス「スペーシア」

築数十年の住宅をリフォームする際、良く目に付くのが木材や床底などがカビ

ピットリビング
段差のあるリビング、ピットリビング・ダウンフロアのメリット・デメリット

住宅を設計するにあたり、海外の家やデザインを参考にする方は少なくありま

→もっと見る

PAGE TOP ↑