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段差のあるリビング、ピットリビング・ダウンフロアのメリット・デメリット

公開日: : 最終更新日:2019/05/21 リビング

海外のおしゃれなリビングでよく採用されているのが、リビングスペースだけ一段下げてある、ピットリビングまたはダウンフロアと呼ばれる構造です。日本の建築の使用だとだいたい30センチぐらい下げるケースが多く見られます。なぜこのピットリビング(ダウンフロア)にするかというと、フロアを一段下げることで、リビングスペースの範囲をはっきりさせる効果と、下げたことにより天井が高くなるため、そしてダウンフロア最大のメリットはデザイン性です。ただし、狭いリビングに採用すると模様替えがしにくくなり使いづらくなります。概ね25畳以上あるリビングの場合は、一段下げることで、空間のメリハリが付くのでお勧めです。 ピットリビング



段差のあるリビング、ピットリビング・ダウンフロアのメリット

  • リビング空間にメリハリを付けれる
  • 天井が高くなり開放的
  • 目線が下がり(人によっては)落ち着く
  • ホームパーティなどソファーに座れない人数の場合でも腰掛けれる

特に見た目の特徴、他の家にはないデザインを希望する場合はお勧めです。また、広いリビングでホームパーティを年に数回でもしたい場合は、お客様の椅子を用意しなくて、段差に座ることができるので、大変便利です。大勢の来客や正月やお盆の家族の集まり、今までは窮屈に床に座らせていた方はピットリビングがお勧めです。

段差のあるリビング、ピットリビング・ダウンフロアのデメリット

  • 段差でつまずく危険性
  • 模様替えが限定される
  • 掃除がしにくい(ルンバが使用できない)
  • リビングのみ床下点検・シロアリ防止剤の散布がしにくい
  • 長期優良住宅の認定がされない(10㎡以下なら可能)
  • コストがかかる

普段の生活では、段差は慣れるとは思いますが、この環境になれていないお客様が見えた場合や、足腰が弱い両親などが来た場合はつまづく可能性があります。また、お盆に飲み物を乗せて慎重に運んでるときなど、すっかり段差を忘れてつまづくかもしれません。掃除のしやすさですが、掃除機の苦手な隅が増えるためホコリが溜まりやすいです。特に、昇り降りをするためにステップを増やした場合、階段のように掃除が面倒になります。特にフローリングであればモップで掃除も楽ですが、ピットリビングの部分を絨毯にした場合は掃除機で頑張るしかありません。

ピットリビング・ダウンフロアはこんな人にお勧め

デメリットが多いピットリビング・ダウンフロアですが、夫婦揃って気に入っているのであれば、ぜひお勧めします。デザイン性は優れていますし、他の家ではなかなかない設備だと思います。気に入った空間で過ごすとすごくくつろげると思います。ただ設置の際の注意点は、

コンセントの位置…コンセントの位置が高い(他の場所と同じ高さ)だと、ピットリビングでくつろいでいると目線の先にコンセントがある状態になります。できれば、ステップ横に取り付けるなど、相談しましょう。また、掃除機用や、照明様にコンセントが用意しておくと便利です。

床下点検がきちんとできる配置…フロアが下がっている部分は床下がない状態になっています。リビングの部分は仕方ないですが、それ意外の特に柱部分は床下点検ができるよう通れる間取りにしましょう。

昇り降りするステップの場所…例えば30センチの高さなら15センチの階段をフロアが下がっている部分全てに作ってしまうと、ピットリビングの面積が狭くなってしまいますので、導線部分のみステップを作ります。あとで変更ができませんので、十分間取りを考慮して決定しましょう。

ピットの広さや段差の高さ…これもあとで変更ができない部分です。通常であれば模様替えの際にリビング部分広めにとか、ダイニング部分を広めにとか家具により変更ができますが、構造ですので変更が効きません。特にテレビが現在30インチぐらいの方が、今のテレビとソファーの距離で設計してしまい、テレビを買い替えて60インチにするとテレビが大変近すぎてしまいます。ソファーを後ろに下げたくても段差があるので下げれないということになります。

十分に検討をすれば、他にない大変特徴的なリビングになりますので、ぜひ検討して採用してください。

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